このほど、中国特許庁(CNIPA)は特許代理業界発展状況(2020年)を公布し、中国特許代理機構、弁理士(中国語で「専利代理師」という)などの状況を分析した。

2020年末までに中国における弁理士資格取得者は53,090人に達しており、従業登録済み弁理士の人数は23,193であった。中国における特許代理機構は3,253社に達した。〇特許代理機構について図1は特許代理機構の数の推移(2011-2020年)を示している。2016年から、特許代理機構の数が急速な発展段階に入り、年間伸び率20%を超えている。2018年と比べて、2019年の伸び率は22.7%に達した。2020年末までに中国における特許代理機構は3,253社に達した。2019年と比べて代理機構の数が500社伸びており、伸び率は20.9%であった。2011年と比べて代理機構の数が2387社伸びており、276%の伸び率であった。

原文の図表

【図1】中国における特許代理機構の数の推移図地域分布から見ると、北京、広東省、江蘇省、浙江省、上海の特許代理機構の数は中国の上位5位にランクインした。それぞれ734社、538社、325社、228社、214社であった。2020年、中国に特許代理機構615社が新設され、そのうち北京、広東、江蘇はそれぞれ98社、97社、93社で上位3位にランクインした。

3,253社の特許代理機構のうち、特許代理機構の設立時間20年以上の特許代理機構は220社あり、中国の特許代理機構の総数の6.76%を占めている。設立15~19年(満15年で20年未満、以下この区分方式と同じ)の特許代理機構は330社で、10.1%を占めている。設立10~14年の特許代理機構は205社に達し、6.3%を占めた。設立5~9年の特許代理機構は452社で、13.9%を占めている。設立3~5年の特許代理機構は557社で、17.1%を占めている。設立期間3年以内の特許代理機構は1489社で、45.8%を占めている。設立2年以内の特許代理機構は1123社で、3分の1を超えており、現在の中国の特許代理業の勢いがすさまじいことを示している。

弁理士の人数によって特許代理機構の規模を区分し、3,253社の特許代理機構のうち、弁理士が10人未満の特許代理機構は2731社で、約84%を占めている。弁理士が11-20人の特許代理機構は合計353社で、中国特許代理機構の総数の10.8%を占め、2019年の311社に比べて13.5%伸びた。弁理士が21~50人の特許代理機構は131社であり、2019年の113社に比べて15.9%伸びた。弁理士51-100人以上及び100人以上の特許代理機構の数はそれぞれ27社と11社であった。〇弁理士について図2は、2011-2020年の従業登録済弁理士及び弁理士資格取得者の人数の変化を示している。ここ10年以来、中国で弁理士資格取得者数は急速に増加している。このうち、2011年に弁理士資格取得者は12,991人で、2014年に初めて2万人を突破した。2015年以降はやや減速しているが、毎年5000人余りの増加傾向にある。

2020年末までに、合計53,090人が弁理士資格を取得し、5,172人が新たに増加し、年間伸び率は10.7%となった。

原文の図表

【図2】従業登録済弁理士および弁理士資格取得者の人数の推移2011-2020年の間に、中国で従業登録済弁理士の人数も急速に増加している。2011年に、中国の従業登録済弁理士は7,235人で、2010年に比べて12.4%増加した。2014年に従業登録済弁理士の人数は1万人を突破し、2019年には2万人を突破し、20,192人に達した。2020年に従業登録済弁理士の人数は引き続き急速に増加し、23,193人に達し、3,001人が新たに増加し、2019年より14.8%増加した。出所:https://www.cnipa.gov.cn/col/col2195/index.html