2016年7月、SIPOは全国の特許調査報告として初めて「中国特許調査報告2015」を公表しました。権利行使の方法と侵害被害に関する統計は以下のとおりです。

1.権利者が実際に採った措置(%)

各行の数値は、企業/大学/研究機関/個人/全体の順です。

行政機関への申立て: 11.5 / 30.3 / 5.6 / 16.9 / 13.8

裁判所への提訴: 16.5 / 3.8 / 16.8 / 8.8 / 13.2

申立てと提訴の併用: 11.2 / 35.0 / 7.6 / 3.9 / 8.0

措置なし: 32.9 / 15.7 / 35.3 / 45.1 / 38.2

侵害停止を求める警告書: 27.8 / 15.2 / 34.6 / 25.3 / 26.8

有効回答:企業2,036、大学60、研究機関83、個人98、合計2,277。

全体の38.2%は措置を採っていませんでした。大学では15.7%で、他の3類型の30%超より低い割合でした。研究機関、企業、個人は警告書送付を選ぶことが多く、それぞれ34.6%、27.8%、25.3%でした。大学は行政申立てと訴訟の併用又は行政申立てを選ぶ割合が高く、いずれも30%を超えました。

2.権利者が希望する保護措置(%)

各行の数値は、企業/大学/研究機関/個人/全体の順です。

特許管理機関への申立て(12330等): 44.6 / 48.8 / 40.3 / 46.6 / 45.7

裁判所への直接提訴: 23.0 / 23.9 / 21.5 / 25.3 / 24.3

特許管理機関による積極的取締り: 62.8 / 57.1 / 58.4 / 58.6 / 60.4

特に希望なし: 1.9 / 0.8 / 2.3 / 3.7 / 2.9

協議: 29.2 / 37.3 / 34.8 / 23.6 / 26.2

その他: 0.2 / 0.1 / 1.9 / 0 / 0.1

合計: 161.8 / 168.0 / 159.3 / 157.8 / 159.6

有効回答:企業7,460、大学437、研究機関456、個人543、合計8,896。複数回答のため合計は100%を超えます。

権利者の類型による大きな相違はなく、全体の60.4%は行政機関による積極的な取締りを、45.7%は行政機関への申立てを希望しました。

3.最も大きな損害を与えた侵害類型(%)

各行の数値は、企業/大学/研究機関の順です。

営業秘密: 42.2 / 3.0 / 27.2

商標: 13.3 / 7.2 / 1.7

特許: 31.4 / 52.4 / 37.3

著作権(書籍・ソフトウェア・映像等): 0.8 / 13.6 / 5.0

その他の知的財産(集積回路・植物新品種等): 1.6 / 5.6 / 7.2

大きな差なし: 10.8 / 18.1 / 21.6

有効回答:企業7,468、大学438、研究機関459。

企業では営業秘密侵害の被害が最も大きく、大学では特許侵害が50%を超え、具体的な権利類型では著作権が続きました。研究機関では特許と営業秘密の被害が大きく、特許は37.3%でした。

http://www.sipo.gov.cn/tjxx/yjcg/201607/t20160701_1277842.html