WIPOのフランシス・ガリ事務局長は、アジアが国際特許出願の過半数を占めたことは重要な節目であり、イノベーション活動の地理的中心が西から東へ移りつつあることを示すと述べました。

世界知的所有権機関(WIPO)は、2018年に国際出願された特許の件数を発表した。全体の出願件数は25万3000件で、前年の24万3500件に比べ3.9%増え、過去最高を記録。地域別では、アジアが初めて50.5%の過半数となった。

国別では、1位が米国の5万6142件、2位が中国の5万3345件、3位が日本の4万9702件。中国は2017年に日本を抜いており、これで2年連続の2位。米国の前年比が0.9%減だったのに対し、中国は同9.1%増で、この状態が続けば中国が2年以内に1位を取る見通し。

【出願人居住国別のPCT国際出願件数の推移】企業別では、Huawei Technologies(ファーウェイ)が過去最高の5405件で2年連続1位。2位には三菱電機が入った。前年に2位だったZTEは、前年比29.8%も減らして5位に転落。京東方(BOE)は1813件で7位。OPPO移動通信、テンセント、大疆創新(DJI)、華星光電(CSOT)など中国企業が順位を上げて50位以内に入った。

注:上記件数は公開件数で統計されたものです。ソース: http://www.iprchn.com/cipnews/news_content.aspx?newsId=115054 http://www.sdclaim.com/NewsDetail.aspx?id=1736

図 1:2018年のPCT国際出願件数を発表、中国が第2位
図 1:2018年のPCT国際出願件数を発表、中国が第2位
図 2:2018年のPCT国際出願件数を発表、中国が第2位
図 2:2018年のPCT国際出願件数を発表、中国が第2位
図 3:2018年のPCT国際出願件数を発表、中国が第2位
図 3:2018年のPCT国際出願件数を発表、中国が第2位