2021年4月、国家知識産権局(CNIPA)は2020年度報告書を発表した。以下は特許・商標に関する抜粋内容である。 ●特許 2020年の特許出願件数は前年比6.9%増の149.7万件であった。実用新案登録出願件数は292.7万件で、前年比29.0%増加した。意匠出願件数は前年比8.3%増の77万件であった。【中国特許出願件数の推移図】

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【中国における特・実・意の登録率】

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2020年の中国における特許登録率は47.3%であった。実用新案登録率および意匠登録率は大幅に伸びており、それぞれ90.4%、95.1%であった。

注:登録率とは、当年の登録公告件数を当年の結審件数で割ったものをいう。【2020年の中国特許登録件数トップ10の中国企業】

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【2020年の中国特許登録件数トップ10の外国企業】

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2020年、PCT経由でCNIPAに提出された国際特許出願は7.2万件で、前年比18.6%増加した。そのうち、中国出願人が提出したPCT国際出願は6.7万件であり、前年比17.9%増加した。

2020年に受理された特許再審請求件数(拒絶査定不服審判請求件数)は5.5万件(前年比1.2%減少)で、結審件数は前年比28.9%増の4.8万件であり、特許再審案件の結審期間は平均で14.1ヶ月であった。結審された特許再審案件では、特許成立とする審決が48.3%を占めており、拒絶の維持とその他の方法で結審した案件が51.7%を占めた。

2020年に受理された特許無効審判請求件数は6,178件で、前年比2.7%増加した。結審件数は7,144件で前年比34.1%増加した。特許無効審判請求案件の審理期間は平均で5.9ヵ月であった。結審された特許無効案件では、全部無効が25.3%、部分無効が14.9%を占め、特許権維持が59.8%を占めた。結審された実用新案無効案件では、全部無効が39.2%、一部無効が18.2%を占め、権利維持が42.6%を占めた。結審された意匠特許無効案件では、全部無効が46.0%、部分無効が1.1%で、権利維持が52.9%を占めた。 ●商標 2020年に、中国の商標出願件数は934.8万件で、前年比19.3%増となり、過去最高となった。2020年に、中国の商標出願の初歩査定率は74.1%であった。

【2016-2020年中国商標登録出願件数統計図】

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また、2020年に、中国における商標の審査・審理期間がさらに短縮された。商標登録出願の平均審査期間は法的審査期間の9ヶ月から4ヶ月に短縮され、国際的にも最速水準に近づいた。また、他のタイプの商標業務審査期間も短縮された。商標更新の審査期間は0.5ヶ月に、商標変更の審査期間は1ヶ月に短縮され、商標譲渡の審査期間は2ヶ月に短縮された。

2020年に商標審判部に受理された各種類の案件件数は36.7万件で、前年比1.7%増となった。2020年に結審した拒絶査定不服審判案件では、全部拒絶および部分拒絶の割合はそれぞれ66.3%、9.8%であり、初歩査定率が23.9%であった。結審された商標の無効審判案件では、全部無効が58.6%を、部分無効が12.5%を占め、有効維持が28.9%であった。結審された商標取消審判案件では、全部取消が48.3%を、部分取消が33.9%を、有効維持が17.8%を占めた。結審した商標登録不許可不服審判案件のうち、登録不許可、一部登録不許可、登録許可の案件はそれぞれ全体の69.7%、16.0%、14.3%を占めた。 ●外国出願国からの中国特許・商標出願件数 2019年における外国からの特許出願件数は157,093件であったが、2020年には152,342件とやや減少した。

2020年の日米独の特許出願件数は2019年に比べて減少し(表1)、主要外国出願国からの中国商標出願件数も2020年にも減少したことが分かった(表2)。

(表1)主要外国出願国からの中国特許出願件数

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(表2)主要外国出願国からの中国商標出願件数

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